たまに
他の誰かの体に入ったら
どんな感じがするんだろうって
思うことがある
世界がどう見えているのかは
その人にしか分からない
同じ世界を見ていても
全然違うものが見えているかもしれない
全然違うものを感じているかもしれない
わたしが学んでいる鍼灸治療は
体表の様子を読み取って
治療へとつなげる
言い換えれば
そこがちゃんと読み取れないと
満足のいく治療にはつながらない
掌で体に触れて感じる
文字にしてしまえば
たったこれだけのこと
それが本当に難しい
自分の掌を眺めては
何でわからないんやろう
とぼやくこともしばしば
でも、分かったつもりにはなりたくないから
わたしの感じている感覚が本当に合っているのか
常に疑問を持ちながら日々練習している
模索の日々
がんばりますー
修行日記
後で読み返したときに
当時のわたしを微笑ましく思える
未来のわたしがおりますように