看護師をしていたときは
脈でこんなにいろんなことが分かるなんて
知らなかった
たとえば疲れたーーと感じているとき
脈の力が強いときは動いて発散した方がいい
脈の力が弱いときはゆっくり休んだ方がいい
一言で"疲れ"と言っても
それはすごく曖昧なもの
物事にはすべて陰陽があり
虚実がある
それを紐解く術を
すこしずつ得てきた
脈診10年なんて言われるくらい難しくて
先の見えないトンネルはまだまだ続く
それでも、意味がわからなかった脈診を
今は治療の指標に使っているから
何でも続けることって大事だと
つくづく思う
脈に触れていると
ダイレクトに生命に触れている感覚がする
生命って不思議で
すごく尊い