2018年12月9日日曜日

新たなステップ

先日所属している鍼灸の勉強会の忘年会で
とてもとてもありがたいアドバイスを
いただきました

鍼灸には聡明さと感覚とどちらも必要
そして
私の場合は頭で考えすぎて感覚がおろそかになりがち
これは自分でもずっと自覚していたことで
それを打破するためにはどうしたらいいのかと聞くと…
「触る」と一言

実際にたくさんの患者さんを治しておられる
尊敬する先生方とお話しできる機会をいただけて
本当にありがたかったです

そんな矢先師匠から
もっと大きく全体的にとらえて
さっさと診るようにと
アドバイスをいただきました

そして
さっさと診てみたら
わりとツボの虚実が合うという…
私の中では自分の思考が入る余地がない間に
当て物のようにツボの虚実を判断するので
分かったというよりも
当たったという感じで実感がないのですが…
そして
まだこの見方で体に触れるようになって3日目なので
ビギナーズラック的な要素もあるかもしれませんが…
そして触れ方が雑で
衛気を乱している気がしますが…

今まで
私の出来うる限りで丁寧に
ツボの左右差や深さなどを
診るように努めていて
ああでもないこうでもないと
”考えながら”ツボに触れ
悶々としていました…

ちょっと次のステップに進んでみようと思いました
考えないって難しいです
感覚を思考している時点で
考えてるし…
でも、できるだけ人に触れるときは
無になりたい

ただ触れるという行為が
こんなに奥深いなんて…
こんなに難しいなんて…

鍼灸
奥が深くて
迷子になりっぱなしなのに
面白くて仕方ありません

こうして
いろんな方にアドバイスをいただき
育てていただいていること
感謝しかありません

すこしでも還元できるように
患者さんを治療できるように
頑張りたいです