2017年8月20日日曜日

傷寒論という書物

鍼灸の学生の頃
傷寒論という書物に出会いました
今から1800年も前に書かれた書物
その序文にとても感動し
今もたまに読んでは喝を入れていただいてます
わたしが古典に惹かれるきっかけになった本です

ある人から、そんな昔の本が参考になるのかと
素朴な疑問を投げ掛けられたことがあります

たしかに文明は進歩しています
でも、太古の昔から
人間には
目があって鼻があって口があって
5本の指があって、足があって
食べて排泄して眠って
太陽は東から昇って西へ沈む
きっと本質は変わっていない

目の前の勉強に手一杯で
なかなか古典を読み進めることができてませんが
すこしずつすこしずつ
古典を礎に
学びを深められたらと思います